書評① 嫌われる勇気

こんにちは、ボー助です。
新年を迎えて、新たなことに挑戦したいと思います。
それは、一年で100冊本を読むことです。三日か四日に一冊本を読む感じですね。
今年25になる年なので、20代前半最後に何かをやりたいと思いました。

さっそくですが、新年一冊目に読んだ本「嫌われる勇気」の書評をしたいと思います。
f:id:boske:20200105123639j:plain
書評といっても下記のように簡単にまとめてみました。

【概要】
心理学者として有名なアドラーの教えを「哲人」と「青年」との対話形式で読者に伝えている。

【参考になった点】
・自分と他者との課題を分離するという事。例えば、自分が何か行動をした時それをどう思うかは相手の課題であって、自分の課題ではないとか。相手から嫌われることに関して、自分があれこれ悩む必要はないというような事ですね。
・人との関係は縦の関係を築くのではなく、常に意識の上では横の関係を築いていくこと。作中に、人を褒めてはいけないと書かれている場面があります。褒めるという行為が上から目線であるからとのこと。「偉いね」ではなく「ありがとう」ということ。褒めてはいけないというのには驚きました。確かに目上の人に「偉いね」なんて言うことはないので、子供を褒めるという行為は子供を見下していることになるのかなと思います。そして、褒めてもいけなければ叱ってもいけません。常に対等であるという意識を持ち、接していくことが大切であると言われています。

【反論したい点】
反論したい点というのは特にありません。ただ、一冊読んでみて難しい本だなとは感じました。
言うは易く行うは難しというもので、哲人が神様的発想をしているのではないかと感じる場面もありました。

【ボー助評価】
★★★☆☆

人の評価を気にしない、全ては自分次第であること。人はいつでも変われるということを強く言われている本だと思います。私は何かできないことがあれば、無意識に人のせいにしたり社会のせいにしたりということがあり前に進めないというような状態に陥る時があるような気がします。自分を見つめなおすという意味でもいい本だったかなと思いますので、読んでみてはいかがでしょうか。

では、またのご愛読をお願いします。